特別対談 : JP UNIVERSE 田畑端 地域連携とデジタル戦略で描く未来図 Special Interview

JP UNIVERSE株式会社代表取締役 田畑 端 様

ゲーム会社にて「ギャロップレーサー」「モンスターファーム2」「ファイナルファンタジーXV」などのヒット作を手掛けた後、JP GAMES株式会社、JP UNIVERSE株式会社を設立。ゲーム開発のノウハウを活かしたメタバース技術を、産業や教育で活用するビジネスにも展開中。

地域課題の解決や新たな価値創出に向けて、デジタル技術を活用した共創が注目されています。
株式会社ケイネット代表取締役 田中錦城と、JP UNIVERSE代表取締役 田畑端様が、地域連携やメタバース活用の可能性について語り合いました。


ケイネット 田中
私たちケイネットは静岡県を拠点に、コンピュータ機器販売、システム開発、高齢者施設向け不動産や地域開発に取り組んでいます。地域の課題解決には、地元の人たちとの信頼関係が特に不可欠だと感じています。JP UNIVERSEさんはデジタルを活用した地域連携に強みをお持ちですよね。

JP UNIVERSE 田畑様
ありがとうございます。私たちはメタバースやゲーム技術を活かし、地域の魅力発信や人材育成を支援しています。これまでゲーム開発で培ってきた技術・資産はもちろん、ゲームを楽しくする要素をビジネスや教育など現実社会に活かすゲーミフィケーションのノウハウに強みがあると自負しています。リアルとデジタルを組み合わせることで、若い世代からシニアまで参加できる新しい形の地域コミュニティを提案しています。

ケイネット 田中
高齢者施設の運営でも、デジタル活用は無視できないテーマです。例えば入居者の安全管理、スタッフ教育、さらには地域住民への情報発信など、幅広い分野で活用できそうだと考えています。

JP UNIVERSE 田畑様
そうですね。メタバース空間で介護予防教室を開いたり、家族が遠隔でコミュニケーションを取ったり、可能性は無限です。また、地域の大学と連携して、学生が運営を手伝ったり学んだりする仕組みも作れます。

ケイネット 田中
実は私たちも大学との連携を模索しているところです。現場のリアルな課題を学生が学ぶ場にできれば、地域全体の人材育成にもつながります。

JP UNIVERSE 田畑様
素晴らしい取り組みです。JP UNIVERSEでは成城大学流通経済大学と連携し、メタバースやゲーミフィケーションを教育分野で活用する事例があります。私たちも地域ごとの特色に合わせてプランをカスタマイズして提案しています。ケイネットさんのように地域に根差した事業者さんとの協業は、まさに理想的な形です。

ケイネット 田中
JP UNIVERSEさまの技術・ノウハウとケイネットの地元ネットワークを活かし、ぜひ具体的なプロジェクトを一緒に進めたいですね。地域の未来を一緒にデザインする仲間として、ぜひよろしくお願いします。

JP UNIVERSE 田畑様
こちらこそよろしくお願いします。地域の皆さんと一緒に、新しい価値を創り出していきましょう。


地域に根差した弊社とデジタル先端技術の専門家の協業は、地域課題を解決する新たなモデルケースとなると考えております。 両者の今後の取り組みにご期待ください。